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Liviveens手作りレシピ

更新日:1月31日

この記事では、おうちで作れる栄養バランスの整ったレシピをご紹介します。

5kgの成犬の1日の消費量(約330kcal)を例として作成したレシピになります。
体重や消費カロリーに応じて量は調整してください。

     基本のレシピ


上記のレシピで、たんぱく質は約20g、脂質は11g摂取することができます。

AAFCOの定める最低摂取量は5kg (330kcal)のワンちゃんの場合、それぞれ15gと4.6gです。水分量を抜いたドライの状態で、推定値にはなりますが、それぞれ24%と13%程となり、ヴィーガン獣医師が推奨する値の範囲内となっています。

1日2食とすると、1食分が約135gほどの量になります。ドライフードのみだと大体50g前後となりますので、3倍近くの量になります。

食いしん坊のわんちゃんには、野菜の煮出し汁(昆布やキノコがおすすめ)や、ぬるま湯を足すなどして、更に量を増やしてあげることも可能です。

レシピの右側に記載したメモ番号の説明を以下に記載します。

メモ①:ひよこ豆
乾燥豆の状態だと約26gとなります。皮は消化に負担がかかるため、しっかり茹でたあと、ブレンダーなどで粉砕しましょう。まとめて作って冷凍しておくと便利です。

メモ②:豆腐
水分量の少ない固めの豆腐がおすすめです。レシピで使用しているのは、相模屋さんの「日の出 堅豆腐」です。木綿豆腐を使用する場合、重さは約1.6倍です。

メモ③:シード類
ブレンダーやミルなどで粉状に粉砕したものをストックしておくと便利。粉砕すると栄養分が消化しやすくなります。そのままだとほぼ消化されず、腸にも負担となりますので、必ず細かくしたものを使用しましょう。

メモ④:ピーナッツバター
塩などは何も添加されていないピーナッツ100%のものを使います。レシピで使用しているのはアリサンパークの有機ピーナッツバター(スムース)です。アーモンドやカシューナッツバターでも代用可です。


メモ⑤:藻オイル
藻オイルはオメガ3のDHAとEPAの摂取源です。魚に多く含まれているのは、藻を食べているから。

直接藻から摂取することで純度の高いオメガ3を摂取することができます。

脳機能や細胞の機能を正常にしてくれ、皮膚や毛の健康を保ってくれる大切な栄養素です。
LiviveensのSHOPページでも販売を予定していますが、純度の高いものであれば人用に販売されているものでも代用できます。

メモ⑥:ごま油
ごま油は風味をあげて食欲をそそる働きをしてくれます。
お好みで、入れても入れなくても大丈夫です。

メモ⑦:さつまいも
皮は消化に負担がかかるため、省いて与えましょう。

メモ⑧:白キヌア
炊く前は約2.6g程度です。柔らかくなるまで炊きましょう。
まとめて炊いて、冷凍しておくと便利です。

メモ⑨:ニュートリショナルイースト
チーズのような風味でB12を摂取できます。サプリメントにも含まれていますので、ここでは風味付け程度の量となっています。

メモ⑩:サプリメント
粗熱がとれたところに最後に加えます。
VegDogサプリメントは、ドイツのヴィーガンドッグフードブランドが獣医師と開発した、Veganの手作りごはん用のビタミン・ミネラル補完サプリメントです。手作りだと不足しがちなビタミンとミネラルもバランスよく配合されています。

LiviveensのShopページにて購入ができます。


まとめて作って冷凍する場合は、オメガ3藻オイルとサプリメントは愛犬に与える直前に加えるのがおすすめです。(栄養素が熱で壊れたり、オイルの酸化を防ぐため)

ごはんからの水分摂取量が増えるため、お水を飲む量が減りますが、わんちゃんは自分で調整をしていますので、過度に心配する必要はありません。

目安として消費カロリー1kcalに対して1mlの量が適切とされています。
(例:1日の消費カロリーが300kcalの場合、1日に飲む水の量は300ml程度)

以上、Veganの手作りごはんに挑戦してみたい方のご参考になれば幸いです。

愛犬のサイズに合わせた分量を知りたいという方はインスタグラムのDM、または以下メールアドレスまでお問い合わせください:)


免責:
記載のレシピは犬の健康を最大限引き出すように栄養バランスの計算をしていますが、犬の健康を保証するものではありません。
あくまで参考として、ご参照ください。疾患をお持ちのわんちゃんは、かかりつけの獣医師にご相談のうえ、ご活用頂きますようお願いいたします。

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